「五平餅」とは?
地元の文豪、島崎藤村「夜明け前」の一節にも登場しているように、
ここ木曽(きそ)地方では古くから珍重されてきた郷土の味覚です。
新米の収穫を祝う席や、お客様へのおもてなし料理として今も親しまれ、
地元では五平餅だけのお店が数多くあります。
地元が誇る郷土の味覚を是非ご賞味下さい。
「五平餅」の歴史
・名前の由来
五平餅は、その昔木曽(きそ)の猟師やきこり達が木の皮片に
飯を握り付けて、焚火で焼いて食べたのが始まりと伝えられています。
また、山村ではこれを「山の神」に供えたといわれ白木の串に白米の形が
御幣に似ているところから御幣餅に転じ、
五平餅といわれるようになったともいわれています。
・ふるや五平餅のこだわり
ふるやの五平餅は、生地に岐阜県産うるち米(あさひの夢)を100%使用し、
たれはくるみ・ごま・落花生を主原料とした、くるみしょうゆたれで、
火であぶる程に独特な風味と香ばしさをかもしだし、
郷愁をそそる素朴な土地柄を昔ながらに伝えた一品です。